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14.09.07 マギカロギア初GM記録「神使喰らう隠れ処の宴」

  • 2014/09/15 13:02
  • Category: TRPG
八百万の神に愛されし小さな島国、ここ日本。
人里離れた山奥の集落に伝わるいくつもの伝承。

それは神々に対する信仰か、畏怖か、それとも。
言の葉に乗じて猛る"あやかし"の正体やいかに。

魔導書大戦RPGマギカロギア
「神使喰らう隠れ処の宴」


TRPGマギカロギアでまさかまさかの初GMをやらせて頂きました。
1年前にシナリオが降ってきてから踏ん切りがつかず、
この度舞い込んできたRole&Roll Vol.118ミニサプリメントの「狩乃季節」を読んでしっくりきてしまったのでつい勢いで。

GMをやる側としては恥ずかしながらルールに若干不安な点があったため、
慣れていて落ち着いて出来そうな身内面子を招きました。
以下、PC順。

殺戮に独自の美学を持つ美しきブロンドの殺人鬼"セクメト=フェニクシア"
(女性/訪問者):石島さんこと雪沢瑠輝さん

身内の冷たいあしらいにも健気に奮闘した幸運の女神"木邑 真白"
(女性/司書・学院):西明寺弥生さん

修行は大妖怪の頂に登り詰めるその時まで。素朴な八尾のお狐様"箱根シズカ"
(女性・異端者):KAIさんこと水瀬海人さん

無邪気な魔割尾、三尾の化け狼。山村の奥地で対峙するはかつての自分であったのか。"山神ミオ"
(男性・外典):ぱうだぁさん

お陰様でやりたいことは概ね出来てしまって、このシナリオはもう回すことは無いでしょう。
以下、反省点含めてキャラ設定等を記録しておきます。




【舞台イメージ諸々】
農業を主軸として生活する麓の田舎町があって、その山奥に人を寄せ付けぬ神社と集落があるイメージ。

集落内では花嫁狩り(R&R参照)と不気味な雰囲気を出す為に死後世界シーン表を採用。
集落内では各々が得意とする魔術の仮面を付けた魔法使いが襲ってきます。
判定成功で魔素1点。失敗で魔力1点減。
誰も選択しませんでしたが、逃亡失敗で魔素1点減。

死後世界シーン表はなかなか厳しいシーン表でしたね(笑
新鮮だったけども。失う物が多くて得る物が少ない!

表現したいことは出来たしGMとしては概ね満足なんですが、
弥生さんから指摘があったように、神社周りと花嫁狩りは切り離してシナリオ作っても良かったかもしんないですね。
どうしても設定周りの練りこみが足りないところが浮き彫りになったり
中途半端になってしまった感はある。
TCGデッキ作る時も私は大体こんな感じだなぁ。詰め込みすぎ。この記事もな。

【NPC】

◆山百合ハルナ(PC1初期アンカー/性別可変、今回は12歳くらいの少年) 
今回の"花嫁"候補としてかどわかされた力なき少年。
人としてキャラとしての魅力が無いことを演出するのに徹したので、
PC1を試す意味もああった意地の悪いキャラ作りでした。

放っておくとどうやっても狙われて殺される感じの設定にしてありましたが、
常にPC1セクメトの傍で守れていたので無事生還。

いやぁこの子の性別は予め統一しておくべきでしたほんと。
こんがらがった、すまんかった。

◆老婆(PC2初期アンカー)
その風貌から麓の村から妖怪と呼ばれた孤独な老婆。
名前も記憶も無く、皮肉にも守り続ける龍神の結界により死ぬ運命にありました。

4人のシナリオアンカーの中で1番切り捨てられそうな枠なんですが、
キャラ作成段階でPC2の祖母という設定が生えました。
人が近付くと「去れ!」「近づくな!」とただひたすらに心を開かない。
これは地のつもりだったんですが、彼女の存在でこの老婆の設定は最終的に大きく変わったかな。
エンディング良かった。

ただ1番反省点の多いNPCでもあります。
結局最後まで、自分の精気を奪い続けるえげつない結界を貼ったのは誰か明かしてないんですよね!!
これだけが悔いです。はぁー。

ここで明かしてしまうのは反則な気もするんですが、明かしちゃいます。

------------------------------------------------------------------------
元々彼女には魔法使いの夫がいて、
彼は前回の花嫁狩りの際に敗北しました(花嫁狩りは3年に1度の設定@R&Rより)。
この時もある分科会が調査に来ていたのですが、
書籍卿"クドラク"の暗躍により分科会はほとんど壊滅的な状態に。
辛くも集落から逃げ切った瀕死の男の魔法使いに対して彼女は責め立てます。

「どうして守ってくれなかったのか! どうして彼が死ななければならなかったのか……
 私は何故生きているのか……彼がいない今、生きている意味など、もう無い」

集落での壮絶な殺し合い。
魔法使いもまた疲れ切っていました。魔力もほとんどありません。
戦いの中でクドラクの真の目的を知った彼は、
犠牲になった村人の装束を結び付けて彼女に呪いをかけました。
「辛い記憶など捨ててしまえ。その命尽きるまで、次の更なる災厄を防げ」
------------------------------------------------------------------------

結果的に上記の演出を盛り込み損ねたので彼女が記憶がどうなったのかは分かりません。
でもまあ、心優しい孫娘に救われて本当に良かったよね。
これからは木邑露子として穏やかに生きていけるんじゃないでしょうか。めでたしめでたし。


◆東雲ショウコ(PC3初期アンカー)

今回の良心枠。
皆大好きおっとり品のある系黒髪ポニテ巫女さんです。
元々人気無い神社で生活しているのでそこそこ警戒心は強いのですが、
獣の類は割と好きな模様。

主に絡んだ箱根シズカが狐、山神ミオが狼だった為世界観的に凄いしっくりきました。
これは2人に感謝。

無自覚な訪問者なんで
巫女としての予見と能力を使ってそれはもう無自覚に
老婆の呪いと龍神を封印を解く"裁ちばさみ"を作ってみたり、
集落の禍々しい気から逃れられる勾玉に祈りを捧げてみたり。

まぁその裁ちばさみは下手すっと自分を殺すとこだったんだけどな。
彼女の心身は龍と共にあり、龍とともに生き、龍とともに死ぬ。

訪問者にしといたのは今回のセッションで実際にあった
そのまま殴りかかっても大丈夫なようにするためと浄化を使いたかったから!
彼女に憑依する断章"災禍"は
浄化、感染、凶兆と素敵なラインナップになっております。お気に入り。


◆春日井ミツキ(PC4初期アンカー/性別可変、今回は女性)
中性的で掴みどころのない旅人。

初っ端から咬傷・武勇・煉獄の断章"悪狼"に憑依されてる子だったんで、
ぱうさんの作成したデータ見た時はにやけが止まりませんでしたね(笑
咬傷の打ち合いが演出的に凄く映えました。

強靭な胃を持つせいでその刺激にはまり、
毒キノコを勧めるはた迷惑なキャラというよく分からない設定が生えましたが、
旅人設定なんでまた機会があったらまたどっかで出しても良いかもね。


◆書籍卿"クドラク"
元ネタはスラブ地方に伝わる吸血鬼。
第5階梯の"闇の心臓"に所属する書籍卿。

本シナリオの諸悪の根源であり絶対悪の存在です。
風貌は伝承では黒狼ですが、今回は人型です。
花嫁狩り勝者の証である花嫁の体の一部をアクセサリーとして纏っています。
眼球のネックレス、身動きをする度にカランと泣く動物の物と思えぬか細い骨を腰に。

花嫁狩りと罪なき村人の命を弄びつつ、自分はその地に祀られる龍神を喰らう算段。
殺戮を見て楽しみ、瀕死になった相手に止めを刺すのは吸血鬼としての力を使う。
構成が召喚系と嫌がらせ系の寄ってたのはその辺が理由。

魔力解放があればまぁぎりぎり倒せるのかなくらいに調整してたんですが、
まさかあの状況下で最終的にセクメトに殺されるとは思ってませんでした。
まぁ物語的にはこいつ殺しとかないと本当のハッピーエンドにはならないかんなー。
この辺はほんと流石石島さんって感じでした。
「おのれぇ、おのれぇぇー!!」(最期の言葉)


◆山百合アスカ
ハルナの妹、10歳。
巫女の救済アイテムである勾玉を渡して集落から外に出しても、
ハルナを2回放置しとくとこの子に殺される設定でした。

クドラクは集落に飽きたらず麓の村にも手を出すつもりだったんでしょうか。
嘘か真はどうでも良いことでしょう。
「ハルナを生贄として捧げれば麓の村だけは見逃してやる」
惨劇は悲劇であるほど彼の糧になる。

この子もまた弱い弱い村人でした。


◆龍神
いやーハンドアウト作っとくべきだったんですかね(笑
巫女さんの裏に書いたことを一部こっちに分散しても良かったのか。

裁ちばさみの裏がただの使用トリガーだっただけに、
この辺はもうちょっと凝れば良かったかなと反省。
でもまさかセクメトがアンカー取りに来るとは思わなかったよ……!(笑


【大まかな反省点】
・ハンドアウトはちゃんと印刷方法を考えておきましょう(手書きシートが多発)
・自由度を広げる為とはいえ出来ないことはやらないようにしましょう(NPC性別可変は頭がオーバーフローした)
・ルール周りもうちょっと覚えましょう(コンベとかはまだまだ無理やね)
・仮面マンのネーミングなんとかしろよ
 (真面目な殺し合いムーブで作ったのにシリアスブレイカー! 演出不足って話も)
・おたまはちゃんと準備しときましょう(計量カップでハヤシライスをよそう羽目に)

TRPGは人の良心で成り立っているゲームですが、今回は本当にそれに助けられました。

結果的に問題無かったのですが、PL同士が合流し辛い構造になっていたことと(そもそも分科会が違う)、
ハンドアウトは世界観を大事にするあまり確信的な明確な表現にしておらず、
少し考えたら多分ここだろう、こうだろう、と想像をさせて動かす形にしておりました。

シナリオの作り自体はかなり王道なものを作っていると思うので皆問題無く察してくれたのですが、、
相当ターンをかつかつで作っているのもあって、下手すりゃ途中で詰んでましたね。

【総括】
練りこみ不足と詰め込みすぎ!
まあでも結果的に楽しんで頂けたようで何よりだったんですが。

シナリオのテーマはクドラクの台詞にほぼ集約されており、
生ある物の残虐性、人間の心の弱さをテーマにしております。
シナリオを象徴するクドラクの台詞を記載しておきます。

「我ら"闇の心臓"はありとあらゆる力、魔力、筋力、精力、血肉、何もかもを欲している。
 敵味方など関係ない……素晴らしいとは思わないかね?
 この心臓が煮えたぎるリビドーこそが精力の証!
 君たちも化けの皮を剥いでしまえば本能の赴くままに奪い、憎しみ、力を渇望する……
 欲望にまみれた愚かな種族であることには違いないのだ。
 まぁ、私は従順な愚か者よりも粋がる勇ましき顔が歪む様を見る方が好きだがね」

あとはマギカロギアはあまり舞台設定に拘られていないことが多いのですが、
ゲームを通じて神秘的な神社に訪れてみたり、
おどろおどろしい普段は人を寄せ付けない集落に寄ってみたり。
そんなのをやってみたかったんですよね。

またアイディアが降ってきたら、今回の反省を生かして色々やってみたいものです。
ありがとうございました。

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